1歳半なのに歩かない理由は?
1歳半になっても歩かないと、心配になるのは当然のことです。しかし赤ちゃんの発達には大きな個人差があります。1歳半で歩かないからといって、必要以上に不安になる事はありません。しかし1歳の発達はとても重要です。環境や働きかけで十分な刺激と働きかけで大きくその成長が変わる可能性があります。
また何か問題があれば早期に対処して、解決の糸口となります。1歳半になっても歩かない場合は、念のため検診などの際に相談しておくと安心かもしれません。
今回は、1歳半になってもはじめの一歩が出ない赤ちゃんについて、歩かない理由と歩くように導く方法をお伝えします。
1歳半になっても歩かない割合は?
1歳4カ月頃までに約90%の子どもが歩き始めるといわれています。しかし赤ちゃんが歩き始める時期は、かなり個人差が大きいと言われています。これは赤ちゃんの性格などにも左右されるからです。慎重な性格の子どもほど歩き始めが遅れる傾向にあります。育児書などでは、1歳半を過ぎても歩かない場合は小児科などに相談するようにと記載されていることが多いですが、実際になんらかの異常が見つかる割合はそう多くはありません。
1歳半になっても歩き出さない理由
では異常がないのに歩かないのはなぜでしょう。考えられる理由は2つです。
1.歩く条件と個人の性格
赤ちゃんが歩き始めるには、4つの条件を満たしていることが必要です。赤ちゃんは4つの条件がそろわなければ歩くことができません。
1赤ちゃんが歩きたいと思っている
2バランスをとる為の小脳が発達している
3足や腰の筋肉が発達している
4転んだ時に手を出して身を守れる
まずは赤ちゃんが歩くことに興味を持っているかが大切です。「歩きたい!」という気持ちが出来てきたら、自ら歩く練習を始めます。これは、赤ちゃんの性格も関係します。慎重な子はゆっくり練習するので一歩を歩いてからがなかなか進まない場合もあります。また、チャレンジ意欲が強い子の場合、あっという間に歩きはじめる子もいます。歩くタイミングはその子の個性にもよります。
2.シャフリングベビー
1歳半になっても歩かない子どもの原因には、シャフリングベビーということも考えられます。シャフリングベビーとは、はいはいをなかなかするようにならない子どものことをいい、お座りの姿勢のまま移動をする子どもも見られます。シャフリングベビーは、うつ伏せになるのを嫌がる、寝返りがゆっくりなどの特徴がみられます。運動の発達が遅れる傾向にあり、歩き始めは1歳半から2歳頃になることもあります。
多くの場合、その後の発達は正常であり、個性の1つとされています。
歩くように導く方法
歩くことを上手に導く方法があります。はじめの一歩のきっかけを作ってあげましょう。たとえばこんなやり方があります。
・歩くことが楽しくなるよう音のなる靴をはかせる
・手押し車を使って遊びながら練習させる
・お父さんやお母さんの足の上に赤ちゃんの足をのせ、一緒に歩く
ただし無理やり歩かせようとすると逆効果になることがあります。親自身も楽しみながら言葉がけをしながら歩きたい気持ちを引き出してあげましょう。
スキンシップや遊びの延長で意欲を高めていくことが大切です。
つたい歩きができているなら手押し車で楽しく遊びながら歩くこともできるようになります。
視点を変えてバランスの良い遊びを経験させてあげることも大切です。
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